電気亜鉛めっき

【共通品質目標】

お客様に満足いただける品質を目指す。

高品質の商品を提供し続けることにより、お客様の信頼を得る。

 

【部門品質目標】

分析結果をもとに各槽の液管理を徹底すると共に、作業工程を厳守し、不良めっきゼロを目指す。

 

われわれの身の回りにはたくさんの亜鉛めっき部品が使われています。鉄製品のボルトやナット、留め金具などが亜鉛めっきの主な用途です。そのような製品は自動車や建設重機などを錆から守ります。

 

前作業

当社に納入した品物の受入れ検査を行います。

〈重要ポイント〉

めっき前の下地に激しい錆や油汚れがある場合は取り除きます。

前処理

めっき前処理として電解洗浄、酸洗い、酸活性化を施します。

〈重要ポイント〉

めっきする素材にあった工程を選択することが大切です。

そのため、お客様で素材の種類やその素材に前処理が施されているかどうかを確認いただくことになります。

めっき

素地に亜鉛めっきを施し、品物の防食性を高めます。

〈重要ポイント〉

亜鉛めっきは素材に直接めっきを施す単装めっき工程となります。当社ではめっき時間によってめっき厚を調整します。

クロメート処理

クロメート処理を施し化学的に防錆被膜を生成させます。

〈重要ポイント〉

クロメート処理は亜鉛を腐食から守ります。当社では三価クロム化成処理を施します。pH管理、液の温度管理が重要です。

後作業

冶具取り外し、検品等簡単な検査を行います。

〈重要ポイント〉

お客様に届く商品に傷や汚れがないよう、入念にチェックします。